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NFTとは?メリット・デメリット含む

最近では様々な企業が参入していることもあり、ニュースで目にする機会も増えたNFTですが、どのようなものなのか明確に理解できている人は少ないかもしれません。

そこで今回は、NFTとは一体何なのかを詳しく解説していきます。

併せてNFTのメリットとデメリットについても説明するので、興味のある方はぜひ最後までチェックしてください。

 



 

■NFTとは

 

NFTとはNon-Fungible Tokenの頭文字を取って作られた言葉で「非代替性トークン」つまり複製不可能なデジタル資産のことを言います。

これまでのデジタルデータは簡単に複製できるため、資産としての価値はほとんどありませんでした。

しかし、仮想通貨と同じようにブロックチェーンの仕組みを活用することで、複製や改ざんが難しくなり、デジタルデータそのものにオンリーワンの価値を持たせることに成功したのです。

ここでは、NFTをより理解するため、詳しく解説していきます。

 

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは、改ざんが非常に難しく、取引の記録を消せないだけでなくシステムダウンも起きない自立分散システムのことです。

取引情報をブロックとして記録し、それがチェーンのようにつながることからその名がつきました。

 

・NFTの非代替性とはどういう意味なのか

非代替性は、唯一無二で代えが利かないといった意味を持ちます。

つまり、直筆のサイン入りの本やゴッホの描いた原画がまさに唯一無二で代えの利かないものと言えるでしょう。

このように、NFTとは代えの利かないトークンです。

反対に市販されている衣服やお金は、いくらでも代替性があると言えます。

 

トークンとは?

トークンとは、ブロックチェーン技術を用いて発行した「暗号資産」の総称です。

ビットコインイーサリアムのような暗号資産は、代替性トークンと言われています。

 

・NFTとは?

デジタルデータにオンリーワンの価値を持たせることができるのがNFTです。

これまで、デジタルデータは簡単にコピーや複製し量産できたため、希少価値はありませんでした。

しかし、NFT技術によって、デジタル作品のコピーが不可能となったため、希少価値を生み出すことが可能となったのです。

そのためNFTはアートやゲームを中心に著作権や所有権の証明など様々な分野での実用化が進んでいます。

NFTの登場によってデジタルデータは新たな価値を持てるようになったのです。

 

 

■NFTのメリット

 

デジタルデータの価値を高めたNFTは、年々注目度が増してきています。

続いてはNFTのメリットについて解説していきます。

 

・唯一性がある

何と言ってもNFTのメリットは代替不可能な点です。

一般的に仮想通貨は代替可能なものです。

例えばAさんとBさんのお互いが所有している100円分の仮想通貨を交換したところで、お互いの資産には何の影響もありません。

しかし、NFTは代替することはできません。

お互いのNFTを交換した場合、それは交換する前とは全く違うものなのです。

 

・誰でもNFTを発表できる

NFTは誰でも作成・発表できます。

やり方も簡単でプログラミングの知識がなくても、デジタル作品をアップロードするだけでNFT化することが可能です。

自分の作った作品をNFTとしてマーケットに出品し、もしも高く評価されれば思っているよりも高く売れることもあるでしょう。

現に小学生が出品した作品に数百万円の価値がついたこともあります。

 

・破損や紛失のリスクが少ない

NFTはオンライン上に存在するデータのため、破損や紛失するリスクが無いのもメリットの一つです。

実際にゴッホピカソの原画のように存在するアートを所有する場合、破損したり、盗まれて紛失したりといったリスクが付きまといます。

しかし、NFTはあくまでデータを所有しているだけなので、物理的な破損・紛失などを恐れる心配もありません。

これは、NFTならではのメリットです。

 

・多岐にわたる条件でプログラムできる

NFTは多種多様な条件・設定をプログラムできます。

これは、NFTがイーサリアムなどのブロックチェーンを元に作られており、人間が介入しなくても自動で契約できる「スマートコントラクト」と呼ばれる機能を利用できるためです。

スマートコントラクトを使えば、作品が売れた時に制作者側へ報酬が入るように設定できます。

すると、作品が転売された場合でも自動的に製作者に報酬の入る仕組みを作ることができるのです。

これ以外にも多岐にわたる条件をプログラムできるのもNFTのメリットと言えます。

 

・国や地域に捉われない

NFTはブロックチェーン技術を使ってデータを分散管理しています。

そのため、国や地域、組織といった枠組みを気にすることなく自由な取引が可能です。

また、NFTの作成には資格や権利も必要ないため、誰でも簡単に作ったものを国や地域に関係なく出品できます。

 

・将来的に価値が上昇する可能性がある

NFTは作者の知名度が上がることで価値が上昇することがあります。

そのため、実物の資産と同じように将来的な価値の上昇を見込んで投資する人もいます。

投資先の一つとしてNFTを活用する人もいるのです。

 

 

■NFTのデメリット

 

唯一性がある、破損や紛失のリスクが少ないなどメリットも多いNFTですが、もちろんデメリットも存在します。

ここではNFTの持つデメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

・法整備が追い付いていない

NFTは近年急速に発展した市場です。

そのため、法的な整備が全く追いついていないのが現状です。

したがって、もし仮に詐欺など何らかのトラブルに発展したとしても、NFTに関する法整備がされていないため、犯罪として証明できない可能性があります。

さらに、NFTを悪用しユーザーからお金を騙し取るサービスが作られるリスクも存在します。

このような不正への法整備がどう進むのかが、NFTの今後の大きな課題となりそうです。

 

・ガス代が不安定

NFTの発行や出品、購入といったやり取りには、通常ガス代と呼ばれる手数料が発生します。

このガス代には主にイーサリアムが使われますが、取引が増えれば増えるほど高騰し、減れば下がります。

需要によって左右されるため、金額が不安定な点はデメリットに挙げられます。

また、手数料は出品者が自由に設定できるため、需要が高まればガス代を高く設定する人も増える可能性があります。

 

・物理的に所有できない

NFTはあくまでデジタルデータです。

そのため、購入したとしても存在する本物のアートのように飾ることができません。

鑑賞したい時には、モニターに表示する必要があるのです。

NFTは購入しても実物が伴わず、物理的に所有できるわけではないため、所有しているという実感が湧きにくいのがデメリットです。

デジタル資産という特性上、仕方のない部分ではありますが、販売時に購入者に対しどのように実感を持ってもらうかは今後の課題となりそうです。

 

 

 

今回はNFTとは何か、そしてNFTのメリット・デメリットについて解説してきました。

デジタルデータにオンリーワンの価値を持たせられるNFTは様々なコンテンツと結びつけることができます。

現在はアートやゲームが主流ですが、今後は予想もしていないものが対象となる可能性もあり、そうなれば更なる市場拡大が見込めます。

しかし、今回ご紹介したようにいくつものメリットがある一方でデメリットがあることも忘れてはいけません。

現段階ではまだまだ法整備も追いついていないため、トラブルに巻き込まれるリスクも存在します。

NFTをする際は、メリット・デメリットをしっかり踏まえた上で慎重に行うことが大切です。